ドミニオンは世界的に有名なカードゲームです。
この記事では、ドミニオンを数度遊んでみて「もっと上手くなりたい!」「勝ちたい!」と思っている初心者脱却を目指す人に向けて執筆しています。
今回は、第10弾目の節目に発売された拡張『帝国』の中で個人的に最も強いカードを5つ紹介します。
ドミニオン拡張『帝国』の特徴
ドミニオン『帝国』は様々な拡張の中でも異質なゲーム性を持つ拡張です。
新規に追加されたルールが多く、今までのドミニオンに慣れていると不思議な感覚になるでしょう。
カードゲームの代表作ドミニオンですが、この『帝国』だけは、カードゲームではあるけれど、どちらかというと『ボードゲーム』という方が近い感覚です。
そんな帝国の具体的な特徴について見ていきましょう。
負債コストというシステム
ドミニオン拡張帝国には負債トークンと負債カードと呼ばれるものが存在します。こちらは足りない分のお金を前借りして買えるカードです。購入の際にはカードと一緒に足りなかった金額分の負債トークンを受け取ります。こちらは次の購入時に返さねばなりません。(返さないと新しいカードが買えません)しかし、強いカードを序盤に買えるチャンスでもあります。帝国の負債カードは強いカードが多いので覚えておくと良いでしょう。
ランドマークの導入
ドミニオンというゲームはほとんどが属州を購入することで点数を稼ぐゲームでした。しかし、帝国の場合は様々な勝ち方があるのが特徴です。(それゆえボードゲーム寄りだと言われています)
ランドマークは、特定の勝利条件を満たすことで勝利点トークンを貰えます。条件はランドマークカードによって様々です。
帝国には前回の冒険で登場したイベントカードもあり、本当に色々な勝利方法を楽しめる拡張になっています。それでは、帝国の最強カードを見ていきましょう。
第5位 神殿
カードを複数破棄でき、尚且つ勝利点トークンも貰えるお得なカードです。神殿の上に溜まった勝利点トークンを貰うタイミングが難しいカードでもあります。買いすぎには注意が必要ですが、勝利点トークンはとても重要な得点要素なので挑戦してみてください。
第4位 市街
市街は、冒頭で説明した帝国で初登場の負債カードです。8コスかかるので購入するか悩むと思いますが、アクションカードを多く購入するデッキならばかなりの強さがあります。逆にステロだとただただコストの高い村でしかないので、サプライと自分の戦略を考えて購入した方が良いと思います。
第3位 投石機
廃棄が出来るアタックカードです。廃棄するカードが3コス以上ならば呪いを配り、更にそれが財宝カードならば対戦相手は3枚になるように手札を捨てなければならないという呪いとハンデスどちらもついた強力なカードです。
ちなみにこの投石機は5枚しかなく、投石機が枯れると石という別のカードが現れます。つまり1山に5枚2種のカードです。この形式は帝国に多く、他にもパトリキ等があります。
石は、3コス以上の財宝カードであり、また銀貨を獲得します。つまり、投石機を更に強力にしてくれる廃棄の材料になるのです。
打たれるとかなりのダメージがありますので、投石機がサプライにある場合は購入するにしろしないにしろ存在を意識し上手く対応しましょう。
第2位 資料庫
様々な持続カード中でも、複数ターン持続し続けて自由度の高いカードです。常に状況にあったカードを選ぶ事が出来るので無駄がなく使い勝手が良いです。複数枚買ってデッキを薄くすることで、回転率も上がりますし、投石機等のハンデスにも耐えうる性能を持っています。とても便利なカードなのでサプライにあるなら購入するべきでしょう。
第1位 大君主
先ほど4位で市街という負債カードを紹介しました。この時にコストが高いので購入するかはサプライ次第だとお伝えしましたが、大君主の場合はほぼどんなサプライでも購入する価値があるカードです。確かにこちらも8コスかかるのですが、他の8コス負債カードよりも遥かに強力です。5コスのカードはドミニオンでは強力なカードが多く、山が枯れていない限りなんにでもなるというのはあまりにも強すぎる性能です。先手必勝で1ワーン目から負債を背負ってでも購入するべきカードです。
まとめ
ドミニオン拡張『帝国』の最強カード5枚をご紹介しました。帝国では色々な勝利点の稼ぎ方があり、今までにない遊び方が出来る拡張です。それゆえにドミニオンに飽きてきた人、またはドミニオンをあまりしたことがない場合でも親しみやすいかと思います。それでは楽しいドミニオンライフを♪