ドミニオンは世界的に有名なカードゲームです。
この記事では、ドミニオンを数度遊んでみて「もっと上手くなりたい！」「勝ちたい！」と思っている初心者脱却を目指す人に向けて執筆しています。
今回は、ドミニオンの数多くある拡張の中でも一番最初に出た「陰謀」の中で最も強いカードを５つ紹介します。
ドミニオン拡張【陰謀】の特徴
陰謀は、ドミニオンの数多くあるシリーズの中で一番最初に出た拡張です。
その特徴は、陰謀という名に相応しい攻撃のいやらしさ。アタックカードの種類が増え、基本よりも攻撃性が増しています。
最初の拡張とあって、それなりにバランスが良く、出来ることも限られていますが、基本よりも勝利点の獲得方法やカードテキストが複雑なものも増えています。
陰謀はそのテキストの複雑さやプレイ時間が長くなる傾向もあって、あまり初心者にはおすすめ出来ないセットなのですが、第二版が出たことにより強いカードも増えたので紹介していきたいと思います。
ちなみに、陰謀には初版と第二版がありますが、初版の方はプレミア価格になっていますし、第二版のほうがカード的にも強くなっているので今からプレイするもしくは購入するなら第二版をおすすめします。（この記事も、第二版を元に制作しています）
第５位 身代わり
こちらは、基本の改良に呪いばら撒きが追加されています。コストが高い分、破壊力は抜群。勝利点を獲得すると周りに呪いをばら撒く事ができます。
陰謀には、公領プレイにおいて重要な公爵という勝利点カードとこの後にも紹介する風車という勝利点カードがあります。特に風車は屋敷を廃棄して獲得することが出来るので便利すぎます。
呪いを屋敷にしたり、屋敷を風車にしたり、はたまた、公領や公爵を集めたりと色々と使えるカードなのでサプライにあれば取っておいて間違いないでしょう。
第４位 風車
ドミニオンというゲームにおいて、毎ターン５金以上出す事はとても重要。
風車はそんな５金確率を上げてくれる最強カードです。
勝利点カードの癖に、アクションとドローがついて、おまけに手札の要らない勝利点カードや呪いカードを２金にしてしまうというミラクルカード。
当然身代わりとの相性も抜群です。
ステロ戦略で行くなら絶対に必要なカードです。
第３位 執事
とにかく器用で便利。出来るアクション一つ一つはそこまで強くないものの、それが自由に選べるのでとにかくこいつがサプライにあるなら、序盤で獲得しておきたいカード。（絶対取り合いになるからね！）
序盤は廃棄して圧縮、後半はステロとして２金になったり、引き切りのドローのお供としても使える、まさにどんな戦略でも活躍してくれるオールラウンダーです。
欠点は＋アクションがないくらいですが、そこは別のカードで上手く補いましょう
第２位 詐欺師
このカードを説明する前にまず、陰謀の他のアタックカード拷問人を紹介させてください。
この拷問カードの効果は『カードを二枚ドローし、対戦相手はカードを２枚捨てるか呪いカードを一獲得し自分の手札に加える』というもの。
基本で例えるならば、鍛冶屋に民兵と魔女のアタック要素が加わった凶悪なカードです。しかしこのカード、攻撃性はトップクラスに高いですが、決定的な弱点があります。それは、相手がアタック効果を選択出来るという点。手札を捨てるのはドローカードがあれば対処されますし、呪いは廃棄があれば、圧縮されてしまいます。つまり、呪いが枯れてしまえば最後、ただのコストが高い鍛冶屋になってしまうのです。
しかし、この詐欺師というアタックカードは拷問人のような見るからに強いカードとは違い、陰謀を代表するいやらしい性能を持つ攻撃カードになっています。
銀貨と同じコストと性能に加え、相手のカードをカスカードに変えられるという極悪カード。コストが安いので序盤から気楽に打てます。序盤は銅貨を呪いに変え、終盤はコンボデッキをズタボロにするというもはやヘイトしか生まないカード。
サプライにもしあるなら、絶対買うべきです。詐欺師に対抗するには、詐欺師を先に打つしかありません。カウンターも出来るには出来ますが、やられる前にやった方が効率がいいですよ♪
第１位 仮面舞踏会
陰謀といえばこれ！という代表的なカード。「なんでこれがアタックカードじゃないんだ？」と首を傾げざるを得ない程の妨害力を持つドミニオン全拡張中でも屈指の性能を持つカードです。
ドローと妨害と圧縮が１枚、しかも３金で出来ます。相手に呪いや銅貨、屋敷を押し付けて、自分は圧縮できるという……いや、ほんとなんでこれアタックカードじゃないんでしょうね……？
拷問人を打たれても、仮面舞踏会があればなんとかなります。逆に民兵を自分が持っていたならば手札を捨てさせた挙句カスカードを押し付けて相手の動きを封じる事が出来ます。
サプライにあったら絶対に取ってください。多分取らないと負けます。
まとめ
ドミニオン拡張【陰謀】の最強カードTOP５を紹介しました。
シンプルなテキストの多かった基本に比べて、陰謀のテキストは基本長く、その性能を理解しコンボまで繋げるのには少し時間がかかります。
また、陰謀はアタックカードの性能が強く、基本周囲の足を引っ張ります。つまりその分だけプレイ時間が長くかかってしまうんですね。
なので、初心者には敬遠されがちなのですが、このねちっこさやいやらしさが好きというプレイヤーもいます。
アタックカードを打つ練習がしたいなら、是非拡張陰謀をプレイしてみてください。
